ロングテールキーワードとは?SEO効果・選び方・見つけ方・注意点を解説
検索ボリュームの大きいキーワードばかり狙っても、なかなか上位表示できずに悩んでいないでしょうか。
競合の強いキーワードで戦う前に、見直したいのがロングテールキーワードの活用です。
この記事では、ロングテールキーワードの意味やSEO効果、選び方・見つけ方までを解説します。
検索意図を踏まえたキーワード選定と合わせて理解しておきたいテーマです。
特に新しいサイトほど、優先して取り組む価値のある考え方です。
ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは、2語以上の単語を組み合わせた、検索ボリュームが比較的小さいキーワードのことです。
単体の検索ボリュームは小さくても、種類が非常に多く、合計するとサイト全体の流入の多くを占める傾向があります。
対照的に、1語で検索ボリュームが大きいキーワードはビッグキーワードと呼ばれる区分です。
次の章では、ロングテールキーワードがSEOで重要とされる理由を紹介します。
ロングテールキーワードがSEOで重要な理由
ロングテールキーワードには、ビッグキーワードにはない2つの利点があります。
- 競合性が低く上位表示を狙いやすい
- 検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすい
特に運営初期のサイトほど、恩恵を受けやすい特徴です。
競合性が低く上位表示を狙いやすい
ビッグキーワードは検索ボリュームが大きい分、大手サイトや競合の強いページが上位を占めています。
開設したばかりのサイトが同じ土俵で戦っても、上位表示は簡単ではありません。
たとえば月間検索数50の複合キーワードなら、ドメインの評価が高くなくても上位表示を狙いやすい領域です。
まずはロングテールキーワードで実績を積むことが、現実的な進め方といえます。
検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすい
単語数が多いキーワードほど、検索するユーザーの目的や状況が具体的に絞り込まれます。
例えば「SEO」よりも「SEO 記事 費用 相場」のほうが、悩みの内容が具体的です。
たとえば「SEO 記事 費用 相場」で検索するユーザーは、問い合わせや購入につながりやすい傾向があります。
アクセス数だけでなく、成果に直結しやすい点も見逃せません。
ロングテールキーワードの選び方・見つけ方
ロングテールキーワードを見つける方法はいくつかあります。
- サジェストキーワードを活用する
- Q&Aサイトやレビューから探す
複数の方法を組み合わせることで、精度を高められます。
サジェストキーワードを活用する
検索エンジンの入力欄に軸となるキーワードを入れると、関連する候補が表示される仕組みがサジェスト機能です。
ラッコキーワードなどのツールを使えば、サジェストキーワードを一括で取得できます。
たとえば同じキーワードでもツールによって月間検索数が100件と500件で異なる場合があります。
複数のツールを見比べながら、実際の検索意図に近いものを選ぶ姿勢が大切です。
Q&Aサイトやレビューから探す
Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトには、ユーザーが実際に抱えている悩みがそのまま言葉として残っています。
商品レビューやSNSの投稿も、生の言葉でニーズを知る手がかりになります。
たとえば「SEO 記事 書けない」のような悩みの表現は、ツールの検索ボリューム上位には出てきません。
ユーザーの言葉に近いキーワードほど、記事の内容とのズレが少なくなります。
ロングテールキーワード活用時の注意点
ロングテールキーワードは有効な戦略ですが、進め方には注意も必要です。
- 検索ボリュームの小ささだけで判断しない
- 1記事1キーワードを意識する
数を増やすことだけが目的にならないよう気をつけましょう。
検索ボリュームの小ささだけで判断しない
検索ボリュームが極端に小さいキーワードは、そもそも需要がほとんどないケースもあります。
たとえば月間検索数10未満のキーワードが3語以上似た形で複数あれば、一定のニーズがあると判断できます。
ボリュームがゼロに近いキーワードばかりを狙うと、労力に見合わない結果になりがちです。
本当にユーザーが検索しそうな言葉かどうかを、常に意識することが重要です。
1記事1キーワードを意識する
複数の似たロングテールキーワードごとに別々の記事を量産すると、内容が重複しやすくなります。
キーワードカニバリゼーションが起きると、サイト内で評価が分散してしまう恐れがあります。
たとえば似た意味の記事5本に分散した評価を1本にまとめる方が、SEO上は効果的です。
記事を作る前に、既存記事と内容が被らないかを必ず確認しましょう。
FAQ
A. 明確な線引きはありませんが、一般的にミドルキーワードは2語程度で検索ボリュームが中程度、ロングテールキーワードは3語以上でボリュームが小さいものを指すことが多いです。
A. 一概には言えません。類似キーワードをまとめて確認し、一定の検索需要が見込めるかを見極めてから判断しましょう。
A. 十分とは言えません。中長期的にはビッグキーワードやミドルキーワードでの評価も重要になるため、段階的に狙う範囲を広げる戦略が有効です。
A. ツールごとにデータの取得元や集計方法が異なるためです。数値の絶対値よりも、キーワード同士の相対的な大小関係の目安として活用しましょう。
A. 有効です。検討期間の長いBtoB商材ほど、具体的な悩みを反映したロングテールキーワードからの流入が成果につながりやすい傾向があります。
まとめ
ロングテールキーワードとは、複数語からなる検索ボリュームの小さいキーワードのことです。
競合性が低く、検索意図が明確なためコンバージョンにつながりやすいという特徴があります。
サジェスト機能やQ&Aサイトを活用しながら、ユーザーの実際の悩みに近い言葉を選びましょう。
検索ボリュームの数値だけに頼らず、記事同士の重複にも注意しながら取り組むことが成果への近道です。
合同会社dock. 代表。2017年の大学在学時に始めたブログの運営が原点となり、SEO業界でのキャリアがスタート。大学卒業後は上京し、Web系広告代理店でオウンドメディアの責任者として、SEOを通じたリード獲得や、SEOコンサルタントとして上場企業や大手企業の対応も多数経験。フリーランスとしてライターやSEOコンサルタントを経験し、2025年に合同会社dock.を設立。