モバイルフレンドリーとは?意味・SEOへの影響・確認方法を解説
スマートフォンで自社サイトを見たとき、文字が小さすぎたりボタンが押しにくかったりした経験はないでしょうか。
そうした状態のまま放置すると、SEOにも悪影響が及ぶ可能性があります。
この記事では、モバイルフレンドリーの意味やSEOへの影響、確認方法から対応のポイントまでを解説します。
スマートフォン経由のアクセスが主流となった今、内部対策として避けて通れないテーマです。
モバイルフレンドリーとは
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンなどのモバイル端末でも見やすく操作しやすいWebサイトの状態を指す言葉です。
文字サイズやボタンの大きさ、レイアウトがモバイル端末の画面に最適化されているかどうかが基準になります。
PC表示をそのまま縮小しただけのサイトは、モバイルフレンドリーとはいえません。
次の章では、モバイルフレンドリーがSEOにどう関わるのかを紹介します。
モバイルフレンドリーがSEOに与える影響
モバイルフレンドリーは、SEOにおいて2つの側面で影響します。
- モバイルファーストインデックスの評価基準になる
- ユーザー体験の悪化による離脱を招く
いずれもサイト全体の評価に関わる重要な要素です。
モバイルファーストインデックスの評価基準になる
現在の検索エンジンは、PC版ではなくモバイル版のページを基準にサイトを評価する仕組みを採用しています。
これは「モバイルファーストインデックス」と呼ばれる仕組みです。
たとえばスマホでの表示崩れが目立つページは、検索順位が5位から15位まで下がることもあります。
スマートフォン表示の品質が、サイト全体の評価の土台になっている点は見逃せません。
ユーザー体験の悪化による離脱を招く
文字が小さい、ボタンが押しにくいといった問題があると、ユーザーはすぐにページを離れてしまいます。
直帰率の上昇や滞在時間の短縮は、間接的に評価を下げる要因の1つです。
たとえばBtoBサイトでも、来訪者の6割以上がスマートフォンから情報収集する時代になっています。
デバイスを問わず快適に使えることが、集客の入り口として欠かせません。
実際、当社(合同会社dock.)のサイトをSearch Consoleで見ると、モバイルのCTRは5.3%、PCは2.7%と、モバイルの方がクリックされやすい結果になっています。表示回数のボリューム自体はPCの方が多いものの、モバイル対応の質がクリック率に直結していることがうかがえます。
モバイル対応がSEOに与える影響を知りたい方へ
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無料相談してみる →モバイルフレンドリーの確認方法
自社サイトがモバイルフレンドリーかどうかは、無料のツールで確認できます。
- 従来の確認ツールは廃止されている
- Lighthouseで代替確認する
ツールの変遷を理解した上で、現在使えるものを選ぶ必要があります。
従来の確認ツールは廃止されている
以前は「モバイルフレンドリーテスト」という専用ツールが提供されていましたが、現在は利用できません。
Googleは公式ブログで、2023年12月1日付でモバイルフレンドリーテストとモバイルユーザビリティレポートを廃止したと案内しています。
たとえば2023年以前の記事で紹介されている手順のまま作業すると、存在しないツールを探すことになります。
古い記事で紹介されている確認手順は、現在は使えない可能性があるため注意しましょう。
Lighthouseで代替確認する
現在推奨されている代替ツールは、Google Chromeに搭載されているLighthouseです。
PageSpeed Insightsからも同じ診断エンジンを利用でき、Core Web Vitalsのパフォーマンスと合わせてモバイル対応状況を確認できます。
たとえばLighthouseのスコアが50点台のページでも、改善後に90点台まで上がることがあります。
定期的にチェックし、指摘された項目から優先的に改善していくのが実践的な進め方です。
モバイルフレンドリーへの対応方法
モバイルフレンドリーに対応するには、いくつかの基本的なポイントがあります。
- レスポンシブデザインを採用する
- タップ操作のしやすさを確保する
デザインの土台から見直すことが根本的な解決につながります。
レスポンシブデザインを採用する
画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整される、レスポンシブデザインが現在の標準的な作り方です。
PC用・スマートフォン用でURLを分けずに済むため、運用や内部対策の面でも扱いやすい方式です。
たとえば旧テーマのままPC専用サイトを運用していると、モバイル表示が崩れるケースがあります。
古いテーマを使っている場合は、対応状況を確認しておくと安心です。
タップ操作のしやすさを確保する
ボタンやリンクの間隔が狭いと、意図しない箇所を誤ってタップしてしまう原因になります。
指での操作を前提に、余白やサイズに一定の余裕を持たせることが大切です。
たとえばボタン同士の余白が8px未満だと、誤タップ率が体感で2倍近く増えることがあります。
パソコンの画面だけで確認を終わらせず、実機での確認を習慣にすることをおすすめします。
FAQ
A. 使えません。Googleが2023年12月1日付で廃止しており、現在はLighthouseやPageSpeed Insightsでの確認が推奨されています。
A. 可能ですが、レスポンシブデザインが最も一般的で管理しやすい方式です。個別最適化には別の実装コストがかかります。
A. モバイル版のページを基準にサイトを評価する、検索エンジンの仕組みのことです。PC版のみを整えるだけでは不十分です。
A. モバイルファーストインデックスを通じて間接的に影響します。表示品質の悪化はユーザー体験の低下にも直結します。
A. 重要です。BtoBでも情報収集の段階でスマートフォンが使われるケースは多く、業種を問わず必須の対応といえます。
まとめ
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンなどのモバイル端末でも見やすく操作しやすいWebサイトの状態のことです。
モバイルファーストインデックスを通じて、SEOにも間接的に影響を与えます。
従来のモバイルフレンドリーテストは廃止されているため、LighthouseやPageSpeed Insightsで確認しましょう。
レスポンシブデザインとタップ操作のしやすさを軸に、実機での確認を習慣にすることが大切です。
合同会社dock. 代表。2017年の大学在学時に始めたブログの運営が原点となり、SEO業界でのキャリアがスタート。大学卒業後は上京し、Web系広告代理店でオウンドメディアの責任者として、SEOを通じたリード獲得や、SEOコンサルタントとして上場企業や大手企業の対応も多数経験。フリーランスとしてライターやSEOコンサルタントを経験し、2025年に合同会社dock.を設立。