サンクスページとは?意味・重要性からCV計測タグの設置方法まで解説
お問い合わせフォームや資料請求フォームを送信した後、ユーザーがどんなページを見ているか意識したことはあるでしょうか。
その送信完了画面「サンクスページ」は、コンバージョン計測や次の一手につながる重要な役割を担っています。
この記事では、サンクスページの意味・重要性から、CV計測タグの設置方法までを解説します。
作り込み次第で、獲得したユーザーとの関係をさらに一歩前へ進める設計が可能です。
サンクスページとは
サンクスページとは、お問い合わせや資料請求などのフォーム送信が完了した後に表示される画面のことです。
「Thank you page」の略で、送信への感謝を伝えるとともに、次に取ってほしい行動を案内する役割も持ちます。
コンバージョンが発生した直後に表示されるページであるため、CV計測の基準点としても重要な位置づけです。
次の章では、サンクスページがなぜ重要なのかを具体的に見ていきます。
サンクスページが重要な理由
サンクスページには、単なる送信完了の通知にとどまらない役割があります。
- コンバージョン計測の基準点になる
- ユーザーとの次の接点を作れる
これらを理解しておくと、サンクスページを軽視できないことが分かります。
コンバージョン計測の基準点になる
サンクスページは、フォーム送信という行動が完了した後にのみ表示される画面です。
この特性を利用して、サンクスページの表示自体をコンバージョンの発生条件として計測に活用します。
たとえば、月間30件の資料請求があるサイトなら、サンクスページの表示を基準にGA4のキーイベントを30件と正しく計測できます。
正しく設計されたサンクスページがなければ、成果を正確に把握できません。
ユーザーとの次の接点を作れる
送信を終えたばかりのユーザーは、まだサイトへの関心が高い状態です。
この瞬間に関連資料や事例ページを案内すれば、追加の情報収集を促せる可能性があります。
たとえば資料請求後のサンクスページに導入事例3本へのリンクを置くだけで、その後の閲覧率が2割ほど上がることもあります。
フォーム送信で終わらせず、次の行動へつなげる設計を意識しましょう。
サンクスページに掲載すべき要素
サンクスページには、送信完了の通知に加えていくつかの要素を盛り込むことが望ましいです。
- 送信完了の通知と今後の流れ
- 次の行動を促す案内
要素を絞りすぎず、かといって詰め込みすぎないバランスが求められます。
送信完了の通知と今後の流れ
「お問い合わせありがとうございます」といった感謝の言葉と、送信が正常に完了した旨を明記します。
担当者からの返信までに要する目安の日数や、連絡手段も併記しておくと親切です。
たとえば「2営業日以内に担当者からご連絡します」と明記するだけで、問い合わせ後の不安を大きく減らせます。
返信が来ないと思われて機会損失にならないよう、丁寧な案内を心がけましょう。
次の行動を促す案内
関連する導入事例やお役立ち資料へのリンクを設置し、さらなる情報収集を後押しします。
SNSアカウントへの誘導や、他サービスの紹介を添える方法も効果的です。
たとえば導線を5個以上並べると、かえってどれをクリックすべきか分からず離脱率が上がることもあります。
優先度の高い1〜2個の導線に絞って設置するのがポイントです。
サンクスページの作り方とCV計測タグの設置
サンクスページの作成は、内容の設計とタグの設置という2段階で進めます。
- 掲載する内容と専用URLを準備する
- コンバージョンタグを設置し動作確認する
手順を踏まえて進めれば、計測漏れを防ぎながら公開できます。
掲載する内容と専用URLを準備する
まず、これまで紹介した要素をもとにページの文言とデザインを決めます。
WordPressであれば固定ページとして作成し、フォーム送信後の遷移先に指定するのが一般的です。
たとえばContact Form 7を使う場合、送信完了後のリダイレクト先に専用URLを1つ指定するだけで設定が完了します。
URLは他のページと重複しない、専用の固有URLにしておくことが計測上の前提条件です。
コンバージョンタグを設置し動作確認する
専用URLが決まったら、Googleタグマネージャーでサンクスページの表示をトリガーとするタグを設定します。
GA4のキーイベント登録や、Google広告・Yahoo広告のコンバージョンタグもあわせて設置しましょう。
たとえばテスト送信を3回行い、いずれもタグマネージャーのプレビューモードで正しく発火すれば、計測設定は問題ないと判断できます。
公開後も定期的にレポートを確認し、計測が想定通りに機能しているかチェックする習慣が欠かせません。
FAQ
A. 同じ意味です。「Thank you page」の呼び方の違いで、どちらもフォーム送信完了後に表示されるページを指します。
A. 望ましくありません。誰でも直接アクセスできるとコンバージョン数が実態より多く計測されるため、noindex設定や外部リンクを避ける対応が必要です。
A. 掲載できますが、優先すべきは次の行動への案内です。広告を入れる場合は主要な導線を邪魔しない位置に留めましょう。
A. Googleタグマネージャーのプレビューモードでテスト送信を行い、タグの発火状況を確認できます。
A. 必要です。資料請求やセミナー申し込み、会員登録など、フォームを伴うあらゆる導線に個別のサンクスページを用意するのが基本です。
まとめ
サンクスページとは、フォーム送信完了後に表示される、CV計測と次の接点作りを担うページです。
コンバージョン計測の基準点として機能するため、専用URLとタグの正確な設置が欠かせません。
送信完了の案内に加え、次の行動を促す要素を1〜2個に絞って盛り込みましょう。
作り込み次第で、獲得したユーザーとの関係をさらに前進させられます。
合同会社dock. 代表。2017年の大学在学時に始めたブログの運営が原点となり、SEO業界でのキャリアがスタート。大学卒業後は上京し、Web系広告代理店でオウンドメディアの責任者として、SEOを通じたリード獲得や、SEOコンサルタントとして上場企業や大手企業の対応も多数経験。フリーランスとしてライターやSEOコンサルタントを経験し、2025年に合同会社dock.を設立。